第一交通産業(福岡県、田中亮一郎社長)が10日発表した2023年3月期中間連結決算(4月~9月)で、沖縄地区6事業を単純合算した売上高は前年同期比29.1%増の39億5400万円だった。新型コロナウイルスの影響緩和でバス、タクシーの2事業の運送収入が増加し、収益改善をけん引した。
部門別ではバスが同43.8%増の22億6800万円、タクシーが同85.8%増の6億7900万円、不動産賃貸が同3%増の3億2900万円、自動車整備事業が同1%増の4億6500万円だった。不動産分譲は同47%減の1億4100万円、バスターミナルは同1.8%減の7千万円だった。
グループ全体の売上高は同3.8%増の425億8700万円、経常利益は14億1900万円、純利益は8億5600万円でともに黒字に転じた。
(當山幸都)