糖価調整制度の維持を農水省に要請 沖縄のさとうきび委員会


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さとうきびの糖価調整制度の継続などを求める要請書を農水省の平形雄策農産局長(右から6人目)に手渡す全沖縄製糖労働組合の石川幸治委員長(同7人目)、さとうきび委員会の資村浩之代表(同8人目)ら=11日、東京

 【東京】全沖縄製糖労働組合(石川幸治委員長)と奄美糖業労働組合連合会(資村浩之委員長)などで構成するさとうきび委員会は11日、農林水産省に平形雄策農産局長を訪ね、糖価調整制度の維持やさとうきび増産基金の継続支援などを要望した。石川氏らは、肥料価格高騰に対する継続的支援、さとうきびの生産安定対策など5項目を求める野村哲郎農水相宛ての要請書を提出した。

 要請後に取材に応じた石川氏らは、農水省への要請について「今後もさとうきび農家が安心して事業に取り組んでいけるものだと感じた」とした上で、公的支援継続の必要性を強調した。

(安里洋輔)