警察官への公務執行妨害容疑、摘発が増加 過去3年と比べ最多24人 7割が飲酒絡み


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 公務員の職務を暴行や脅迫で妨害した場合に適用される公務執行妨害容疑について、特に警察官に対しての摘発者数が過去3年の同期比で最多となることが12日までに、分かった。沖縄県警のまとめによると、同容疑の摘発は、2022年1~9月末は26件、摘発者は27人(いずれも暫定値)で、このうち警察官に暴行を加えるなどし職務を妨害したとして摘発されたのは22件(前年同期比8件増)、摘発者は24人(同12人増)だった。そのうち約7割超に当たる18人が、飲酒に絡んだ事案だという。

 いずれも同期でコロナ禍以前の19年は22人、20年は15人、21年は12人だったという。

 県警は増加の背景に、昨年と比べてコロナ禍が落ち着きを見せ、人流が活発になったことにより現場に警察官が駆け付ける事案が増加したことなどが一因とみている。

 県警は県民の安心安全に配慮して、適正な職務執行に努めるとしている。

(高辻浩之)


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