泥酔者が刃物で威嚇、暴行…対応にリスクも、警察官に求められる適正な職務執行


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 通報を受け、臨む現場にはさまざまなリスクがあり、警察官には適正な職務執行が求められている。

 今年10月、少なくとも6人が警察官に対する公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。沖縄県那覇市前島の飲食店では「泥酔者が暴れている」との通報を受け、駆け付けた警察官に対し刃物を差し向け威嚇したなどとして、40代の男が逮捕された。男は酒に酔った状態だったという。

 那覇市松山では20代男性警察官が公務執行妨害容疑で男(39)=当時=を逮捕した際、路上で馬乗りになって頭を押さえ付けるなどの行為を撮影した動画が交流サイト(SNS)で拡散された。

 関係者によると、酒に酔った男は警察官に殴る蹴るの暴行を加え、取り押さえた警察官の手にかみ付こうとし、頭を地面に押さえ付けられたという。双方にけがはなかった。動画を巡ってはSNS上で「やり過ぎ」との批判の声が上がった一方、なるべくけがをさせずに制圧しなければならない立場にある警察官を擁護するコメントも見られた。

 この件について那覇署は警察官の行為に過剰な実力行使がなかったのかを含め、周辺の防犯カメラ映像の解析や、目撃者に話を聞くなどし、慎重に調査を進めている。


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