PFAS汚染を扱った沖縄テレビの番組がギャラクシー賞 ドキュメンタリー「水どぅ宝」


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 放送批評懇談会は16日、優秀番組・個人・団体を表彰する第60回ギャラクシー賞の上期入賞作品を発表した。テレビ部門で、沖縄テレビ(OTV)が制作したドキュメンタリー番組「水(みじ)どぅ宝」が入賞した。

 同番組は、米軍基地周辺で確認されている有機フッ素化合物・PFASの水汚染から、子どもたちを守ろうと行動する人々を追ったドキュメンタリー。本年度の「第42回『地方の時』映像祭2022」で放送局部門優秀賞、「2022日本民間放送連盟賞」で報道番組部門1位を受賞している。

 担当ディレクターは同局報道部の平良いずみさんと松本早織さん。平良さんは「今回の賞は、子どもたちのためにと声を上げた市民への大きなエール。これを機に全国的な関心が高まることを願っている」と述べた。
 (赤嶺玲子)