医師147人、翁長知事支援で声明 新基地阻止し「命守る」


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翁長雄志知事を支持する声明を発表する「普天間基地の廃止・辺野古新基地反対・命を守る医師連絡会」の平安山英盛代表(左から3人目)ら=27日、県政記者クラブ

 「普天間基地の廃止・辺野古新基地反対・命を守る医師連絡会」と「翁長雄志さんを支援する『医療者の会』」のメンバーが27日、県庁で会見し、翁長知事の埋め立て承認取り消しを支持し、新基地建設断念のため闘うことを誓う声明を発表した。連絡会と医療者の会が呼び掛け、県内の医師・歯科医師147人が賛同している。

 会見で連絡会の平安山英盛代表(元県立中部病院院長)は「命を守る立場にいる私たちは医師として、命を奪う戦争につながる新基地の建設を傍観するわけにはいかない」と強調した。医療者の会の高嶺朝広さん(とよみ生協病院院長)は「(米軍キャンプ・シュワブゲート前の)座り込みの現場に行って、健康相談など医療者の支援を続けていきたい」と話した。
 さらなる医師や歯科医師の賛同も呼び掛けている。問い合わせは連絡会の平安山代表(電話)090(4470)9107。