ファミマ新工場を新設 国内3台しかないチャーハン機械も設置! うるま市で来月から稼働


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新工場をPRする沖縄ファミリーマートの野﨑真人社長(左から2人目)、ジーケイフーズの具志堅正秀社長(同3人目)ら=18日、うるま市州崎の同工場

 ジーケイフーズ(宜野湾市、具志堅正秀社長)は18日、うるま市州崎に新設した沖縄ファミリーマート(那覇市、野﨑真人社長)専用のデリカ食品工場の内覧会を開いた。

 12月から本格稼働する。工場の建築面積は2894平方メートルで、宜野湾市にある現在の工場の約2倍となる。おむすび、弁当、総菜、サンドイッチ、サラダなどの開発と製造を行う。

 宜野湾市の現工場では1日約5万食を製造しているが、移転することで最大で10万食の製造が可能になるという。最新の設備投資をしたことで、現行の1.6倍程度の生産性を見込む。

 工場には、菌が繁殖しないように急速に温度を下げる真空冷却機や、国内に3台しかない、チャーハンなどの製造ができる加熱撹拌機などを導入している。

 沖縄ファミリーマートの野﨑社長は「これからもおいしい商品をたくさん食べてほしい」と話した。

(與那覇智早)