東京駅でエイサー演舞 中部フェアで魅力発信


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東京駅でエイサーを披露する学生団体「東京中野区新風エイサー」のメンバー=18日、東京

 【東京】東京都千代田区のJR東京駅構内で、沖縄市や宜野湾市など県中部の観光、物産を紹介するイベント「沖縄 地域観光&物産展~沖縄中部フェア」(マーケティングガレージ主催)が18日から始まった。エイサー演舞もあり、多くの駅利用客が沖縄伝統の力強い舞いを堪能した。イベントは25日まで。

 初日の18日は午後5時から、学生団体「東京中野区新風エイサー」によるエイサーが披露された。今年設立21年目を迎えた同団体は、地元密着のエイサー団体として、東京近郊で行われるイベントでエイサー演舞を続けている。

 同団体の会長を務める東京大学教養学部3年の前川一朗さん(23)=那覇市与儀出身=は多くの人が行き交う駅構内での演舞に「新鮮な気持ちで踊れた。手拍子もあって観客の方々から元気をもらった」と笑顔を見せた。エイサー演舞のほか、トークイベントも行われ、沖縄市観光親善使節「ミスハイビスカス」の永山里奈さんが音楽の街として知られる沖縄市の魅力を、「泡盛の女王」の崎原有希さんが泡盛をアピールした。
 (安里洋輔)