格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府)は29日、12月27日から来年1月13日に運航を予定していた便のうち、大阪(関西)―那覇路線で30便を欠航すると発表した。機材繰りの都合がつかないためで搭乗を予定していた2013人に影響が出る。
世界的なサプライチェーン(供給網)の混乱が影響し、大手航空機メーカー「エアバス」で製造に遅延が生じた。ピーチが予定していた新機材の受け渡しが遅れることとなり、大阪―札幌(新千歳)、鹿児島、那覇の3路線で計92便が欠航となる。新機体の納入時期は未定。欠航便の予約者には、払い戻しか他のピーチ便への振り替えで対応する。
(與那覇智早)