【宜野湾】床材などを販売するGHS沖縄(伊波守代表)は1日、インドネシアとの長年の取引実績を評価され、同国政府から感謝状を贈呈された。駐日インドネシア大使館のジョン・チャフヤント・ブスタミ副大使らが宜野湾市の同社を訪れ、伊波代表に手渡した。伊波代表は「大変うれしく光栄なことだ。これからも良いお付き合いを続けていきたい」と喜んだ。
財務省貿易統計によると、日本の2021年の木材総輸入額でインドネシアは5番目。GHS沖縄は14年間にわたり、年間約2億5千万円分の床材などをインドネシアから購入している。同国政府が選ぶ、安定継続した取引がある世界の企業を表彰する「プリマドュタ」にもこれまで2回候補に挙がった。
伊波代表は「インドネシアはプランテーション(大規模農園)があり、ラインも整っている。私たちの会社は特にチーク材を多く取り扱っており、非常に感謝している」と語った。
ブスタミ副大使は「長年国産材木を購入してもらい本当に感謝している。これからも情報をシェアして連携を強めていこう」と述べた。感謝状贈呈式には在大阪インドネシア総領事館でインドネシア貿易振興センターのディッキーファラビ所長らも同席した。
(新垣若菜)