IT関連企業のプロトソリューション(宜野湾市、白木享社長)は6日から、同社が展開するシェアサイクルサービス「CYCY(サイサイ)」で運用する電動アシスト自転車について、那覇市を中心に100台追加導入した。運用台数を増やして普及を進め、身近な乗り物として利便性の向上や渋滞緩和、温室効果ガスの削減などへのさらなる貢献を目指す。
サイサイは2019年10月に駐輪拠点15カ所、自転車115台でサービスを始め、11月末現在で本島中南部を中心に駐輪拠点100カ所以上、自転車315台に拡大している。サービスエリア拡大に伴い、那覇市など利用の多い地域で自転車が不足し、100台追加し合計415台となった。
プロトソリューションの担当者は「新型コロナウイルス感染症の沈静化で人流が回復した影響もあって、利用は増えている。自転車を追加導入することで、まだ利用したことのない方々に気軽に乗ってもらいたい」と呼び掛けた。
サイサイはスマホアプリ「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」で利用することができる。 (小波津智也)