場外車券売り場の建設許可には「十分な住民説明と地元の同意必要」 うるま市の中村市長、賛否は明確にせず


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うるま市役所(資料写真)

 【うるま】沖縄県うるま市石川伊波に競輪の場外車券売り場を建設する計画があることについて、中村正人市長は16日の市議会12月定例会で、市が建設を許可するには十分な住民説明と地元の同意が必要との認識を示した。計画への賛否は明確にしなかった。

 建設予定地は市の条例で景観保全地区に指定されており、原則建てられないが、環境に配慮していると認められるなど要件を満たした場合、市長が建設を許可できる。

 中村市長は業者や地元自治会から許可の要請がないとした上で「まずは(業者が)住民の皆さんに説明して同意を得て、石川の皆さんがしっかり認識し、その時点で要請があった場合は答えたい」と答えた。伊波洋市義への答弁。

 建設計画を巡っては伊波区で一部の住民から異論が出ていた。伊波自治会は6日の評議委員会でこの案件について取り下げる意向を示した。

(古川峻)