交通系電子マネー「オキカ」を発行する沖縄ICカード(那覇市、仲吉良次社長)は、22日からタクシーでオキカを使って決済した利用者のうち抽選で50人に千ポイントを付与するキャンペーンを始めた。1月31日まで実施する。宴会などの多い年末年始にタクシーでのオキカ利用をPRし、飲酒運転の根絶にも貢献したい考えだ。
沖縄ICカードによると、県内約300台のタクシーでオキカの利用が可能。キャンペーンは記名・無記名、各種割引など全種類のオキカが対象で、タクシーの利用で自動的にキャンペーンに参加することになる。当選者には2月中に自動でポイントが付与される。
仲吉社長は「タクシーでのオキカ導入もどんどん増えている。飲酒の際は、ぜひオキカに対応したタクシーを利用してキャンペーンに参加してほしい」と話した。
(小波津智也)