千代田ブライダルハウスの冬フェスタin北谷がこのほど、千代田ブライダルハウス北谷店で開催され、沖縄国際大学企業システム学科の宮森正樹教授ゼミの学生らが企画した振り袖ファッションショーが開かれた。企業と学生が合同で進めるプロジェクトの一環。
学生らは振り袖やはかまを若者に身近に感じてもらう方法を探るため、100人を超える学生にアンケートを実施。調査結果から、SNSの活用、商業施設や学内での展示会の実施、モデルに学生を起用したファッションショーを開催した。学生(20)は「アンケートからはかまは高いというイメージを持たれていることが見えたので、価格面に焦点をあてた」と振り返る。
千代田ブライダルハウスの元田弘美副社長は、コロナ禍で成人式や卒業式で振り袖やはかまを着なくてもいいという空気感が広がっていると指摘。「友人や同世代の人が着ていると、着てみたいという気持ちになる。SNSを上手に使って若い人たちにPRしてくれた」と感謝した。
(玉城江梨子)