子どもたちで映画祭運営 グランプリ審査も 来月、県立博物館


社会
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意気込む子どもたち=30日、県立博物館・美術館

 子どもたちが審査員や受付などスタッフとして運営に関わる「こども国際映画祭in沖縄(KIFFO)」が11月22、23の両日、県立博物館・美術館で開催される。

 同館で10月30日、記者会見があり、子どもたち約40人が映画祭への意気込みを語った。
 上映作品は「ハルをさがして」(日本)、「レインボー」(インド)、「赤い船のローラ」(ドイツ)の3作品。同映画祭の宮平貴子ディレクターは「テーマはそれぞれだが登場人物が生き生きと描かれている。住む世界は違っても、同じ人間が住んでいることを感じてもらいたい」と語った。
 5人のこども審査員でグランプリを決定する。審査委員長を務める伊佐勇人君(12)=宜野湾小6年=は「3作品の良いところを見つけて公平に審査したい」と意気込んだ。
 1作品鑑賞券は500円、3作品1日鑑賞券は1500円。問い合わせはKIFFO事務局(電話)098(996)1456。