沖縄県内経済31団体による合同新年宴会が4日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで開かれた。参加した約620人の経済関係者らは、コロナ禍などの課題を克服し、飛躍の一年にすることを誓い合った。
催しはマスクの着用など新型コロナウイルス感染症対策に配慮しながら、オンラインや簡素化された2021、22年とは変わって3年ぶりとなる立食形式で行われた。
主催者を代表して県商工会議所連合会の石嶺伝一郎会長は「新型コロナの収束にはほど遠いが、入域観光客が大きく回復している。これが刺激になってさまざまな産業に行き渡り、沖縄経済の活性化につながることを強く期待したい」とあいさつした。
玉城デニー知事は「昨年は踏ん張りどころの一年だった。今年は心一つに各分野、団体、企業それぞれの方が躍動する一年になるよう気を引き締めていきたい」と祝辞を述べた。 (小波津智也)