「しっかり学び、思い出作る」神戸の児童らが沖縄を訪問 美ら海水族館を見学


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水族館を満喫する「KOBE夢・未来号・沖縄」の参加者ら=7日、本部町の沖縄美ら海水族館(喜瀬守昭撮影)

 【北部】神戸市内の児童養護施設に通う子どもたちが沖縄を訪問し、歴史や文化を学ぶ「第15回笑顔と感動 KOBE夢・未来号・沖縄」(KOBE三宮・ひと街創り協議会、ザ・ファースト主催)の一行が7日、那覇空港に到着し各地を巡って1日目の日程を終えた。

 来県したのは小学6年生を中心とした児童・生徒38人を含む78人。1泊2日の日程で、1日目は本部町の八重岳桜の森公園でカンヒザクラの記念植樹や沖縄美ら海水族館などを巡った。

 那覇空港での歓迎セレモニーでは代表の児童(12)が感謝を述べ「これからの体験に気持ちがわくわくしている。しっかりと学び、楽しい思い出を持って帰りたい」とあいさつした。

 8日は神戸市出身で戦時下の沖縄県知事・島田叡(あきら)氏らが刻銘される摩文仁の「島守の塔」のほか、首里城や沖縄空手会館を訪問する。

(増田健太)