芝居や音楽にぎやかに、沖縄・糸満市文化祭 新たな施設で初開催


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喜歌劇「馬山川」(ばさんがー)を演じる役者ら=12月25日、糸満市のシャボン玉石けんくくる糸満

 【糸満】糸満市文化協会は12月24、25日の両日、糸満市のシャボン玉石けんくくる糸満で糸満市文化祭を開いた。2022年4月に開館した同施設での開催は初めて。書道や華道といった展示のほか、25日は舞台で琉球舞踊やカラオケなども披露された。

 これまで文化祭は市内の西崎総合体育館で開かれていた。同級生や夫・元(はじめ)さんの舞台を見に来た新垣清美さんは(63)は、「最後まで座って演目を楽しめた。滑稽な芝居や古典音楽、子どもたちの踊りもよかった」と話した。

 夫の元さん(69)は、幕開けで地謡として登場した。「素晴らしい舞台でやりがいがあった。来年も舞台に立つ時はきちっと稽古するようにしたい」と気が引き締まったようだった。
 (比嘉璃子)