電動キックボードで沖縄をすいすい 那覇市内でシェアサービス開始 国内3エリア目 ビーム社


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那覇市内で展開する電動キックボードのシェアサービスをPRするビームの橋本元輝氏=12日、那覇市泉崎

 マイクロモビリティのレンタル事業をアジア太平洋地域で展開するビームモビリティジャパン(Beam、大阪市)はこのほど、沖縄県那覇市内で電動キックボードのシェアサービスを開始した。同社として国内で3エリア目となる。

 時速15キロで、歩道以外を走行できる。利用には普通自動車免許が必要だが、2022年4月に16歳未満の運転を禁止し免許を不要とする改正道路交通法が成立した。改正法は24年4月までに施行される。

 那覇市内のホテルやイオン琉球の運営するスーパー店舗など約20拠点に駐車スペースがあり、約60台を備える。拠点地は今後も拡大する予定で、利用者は拠点地なら自由に乗り捨てができる。専用のアプリで機体の検索や支払いなどを行える。

 基本料金50円と、1分あたり15円で利用できる。同社は新規でアプリをダウンロードした人に、約15分間無料で使用できるクレジットを提供している。

(與那覇智早)