【アルゼンチン】幼稚園で折り鶴教室 平和大使・相川氏


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 ひろしま平和大使の相川知子氏が主宰するアルゼンチンのNGOフンダシオン・サダコは、平和と環境を核に、活動を続けている。

 ことしは、大ブエノスアイレス都市圏の西部近郊イトゥサインゴ市の市立第908番「マヌエル・ベルグラーノ」幼稚園(セシリア・ペストロティ園長)の要請を受け、相川大使が平和の折り鶴教室を開いた。
 イトゥサインゴ市には在アルゼンチン沖縄県人連合会の所属運動場うるま園があり、この幼稚園に通うマイレンちゃん(5)は、移民してきた沖縄系山城家の子孫で県系5世に当たる。
 相川大使は「アルゼンチンの日系社会のおかげで、日本人への尊敬の念が高いアルゼンチンの土壌をつくってきた」と感謝の言葉を述べた。アルゼンチン日系社会で沖縄系は70%を占めるといわれている。大使の言葉は沖縄系人への祝辞と言っても過言ではない。
(大城リカルド通信員)