【宮古島】米軍が今月末に宮古島市の下地島空港を訓練で使用するため、同空港を管理する県に「空港使用届」を提出していたことを受け、宮古島市の座喜味一幸市長は17日、報道陣の取材に「県で屋良覚書に基づいた判断がなされると思う」と話した。
座喜味市長は使用届について「県から詳細を聞いておらずコメントしようがない」とした上で、同空港を軍事目的で使用しないと明確に定めている「屋良覚書」と「西銘確認書」を挙げて「基本的には県と国との協議事項だが、米軍の平時利用については確認書などに基づいた慎重な判断がなされるものと思う」とした。
(佐野真慈)