幸地電設が破産へ 債務超過、負債額は2億円 東商リサ沖縄が発表


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 東京商工リサーチ沖縄支店は17日、電気工事業の幸地電設(那覇市、大城司社長)が破産の準備に入ったと発表した。同支店によると、原因は既往のしわ寄せで、負債総額は約2億円。10日付で弁護士に一任している。

 共同住宅やマンションなどの電気・空調工事を中心に2018年6月期の売上高は2億1600万円だったが、新型コロナウイルス禍で建設需要が後退。22年6月期の売上高は1億6347万円で855万円の損失を計上し、約6千万円の債務超過に陥っていた。
 (小波津智也)