確定申告は2月1日から 利便性PR「スマホからも」 沖縄国税事務所


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 2022年度分の所得税などの確定申告が2月1日から始まる。沖縄国税事務所(藤井誠所長)はスマートフォンで申告ができる利便性や新型コロナウイルス感染防止の観点から、国税電子申告・納税システム(e―Tax)の利用を呼び掛けている。

 県内の2021年度分の確定申告の実績では、会場に行かずにe―Taxで申告した人が前年度比約1万人増の3万4204人となり、会場で申告書を作成・提出(e―Taxまたは書面)した2万7643人を上回った。特にスマホによるe―Tax申告は1万1404人と同約1・5倍に伸びている。

 沖縄国税事務所個人課税課の阿賀嶺光史課長補佐は「e―Taxの利便性が向上しており、国税庁のホームページの特集も充実しているため多くの疑問点は解消できる」と説明し、e―Taxのメリットを強調した。

 申告会場は1日から開設され、石垣税務署は16日から開設となる。来場の際は入場整理券が必要で、通信アプリ「LINE(ライン)」で公式アカウントに友だち登録すると、事前発行することができる。

(小波津智也)