陸上戦闘訓練や航空機離着陸…陸自と在米沖海兵隊が離島奪還訓練、2月から


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キャンプ・ハンセン(資料写真)

 【東京】陸上自衛隊は27日、2月16日から3月12日まで在沖米海兵隊との日米共同訓練「アイアン・フィスト23」を実施すると発表した。陸自と海兵隊がキャンプ・ハンセンなどで離島奪還作戦を訓練する。航空機を使った離着陸や空砲の使用も予定されている。

 ハンセンでは航空機で人員を投入する「ヘリボン」や陸上戦闘訓練を計画する。海兵隊のCH53E大型輸送ヘリや輸送機MV22オスプレイ、UH1多用途ヘリ、陸自のCH47輸送ヘリが離着陸する見通し。周辺施設で海からの上陸訓練をする可能性がある。

 日本側は陸自の島しょ奪還作戦を専門とする水陸機動団や、パラシュート降下に特化した第1空挺団などが参加する。陸自約600人、海自約200人に上る。

(明真南斗)