沖縄国際大で入試始まる 普天間基地と隣接、米軍機との騒音トラブルなし


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沖縄国際大学の一般選抜試験に臨む受験生ら=1日、宜野湾市の同大

 沖縄国際大学は1日、宜野湾市の同大で一般選抜試験と特別・編入学者選抜試験(後期日程)を実施した。同大を皮切りに、県内各大学の個別試験が本格化する。受験生は試験直前までノートや参考資料に目を通し、大学職員から問題用紙と解答用紙が配られると、緊張した面持ちで試験に臨んだ。

 同大の一般選抜は募集定員206人に1106人が志願し倍率は5・37倍で、県内私大で最高の倍率となった。最も倍率が高いのは経済学科で7倍となっている。合格発表は14日午前11時、同大での掲示とホームページで発表する。

 体調不良などで試験を受けられなかった受験生は、総合型選抜試験(B日程、3月4~6日)で受験できる。同大によると、隣接する米軍普天間飛行場の米軍機による騒音トラブルなどはなかったという。
 (金良孝矢、写真も)