オリオンビール(豊見城市、村野一社長)と小林製薬(大阪市)は1日から、血糖値対策としての生活習慣改善プログラムを開始した。オリオンの職員が小林製薬のサプリ摂取などで生活習慣改善に取り組み、過程や結果を発信することで、県民の健康促進につなげる目的がある。
血糖値が高めの従業員28人を対象に、1日平均6千歩のウォーキング、週2日は休肝日を設けるなど飲酒量の管理、1日3回小林製薬の「サラシア100」の摂取、近畿大薬学総合研究所の森川敏生教授のセミナー受講などに取り組む。
オリオンビールの矢沼恵一常務は「永続的にオリオンビールが愛されるためには、県民が健康であることが必要だ」と取り組みの意義を話した。
プロジェクトは9月30日まで。対象職員が健康診断を受診したのち、結果を10月頃に発表する予定。
(與那覇智早)