翼を骨折…けがをしたカンムリワシ保護 沖縄・石垣の県道脇 交通事故増、環境省が注意呼び掛け


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石垣市崎枝の県道脇で見つかったカンムリワシのとうこ=1日(環境省石垣自然保護官事務所提供)

 環境省沖縄奄美自然環境事務所は2日、石垣市崎枝の県道脇のあぜで、ケガをしたカンムリワシを保護したと発表した。1日午前9時40分ごろに左の翼を広げてあおむけの状態で見つかり、上腕骨付近が骨折していた。

 左脚にカラーリングを装着しており、2020年5月18日に市崎枝で衰弱のため保護され、同年6月3日に自然に返された鳥と分かった。

 愛称は「とうこ」で性別はオス。同事務所は、3月末にかけて交通事故が増えるとして注意を呼びかけている。