世界最高峰の総合格闘技UFC男子フライ級マッチ5分3回戦が日本時間の5日、米国ラスベガスで行われ、平良達郎(小禄高出、ザ・パラエストラ沖縄)がヘスス・アギラー(メキシコ)に腕十字固めを決め、1回4分20秒で勝利を収めた。デビューから無敗の3連勝を飾り、プロ通算13勝0敗となった。
開始直後に相手の蹴りにバランスを崩しフロントチョーク(首締め)を仕掛けられたが、防ぎ切って馬乗りの態勢に持ち込んだ。劣勢をひっくり返して、そのまま足で首を絞める三角締めで攻勢をかけ、逃げる相手に連続技で腕十字に切り替えて一本を奪った。
平良は「ギロチン(フロントチョーク)が得意と知っていたが、早速かかってびっくりしてしまった」と振り返った上で、「僕が上(のポジション)を取って決められない選手はいない。もっと上に行く」とさらなる活躍を誓った。
(謝花史哲)