ソフトテニスのトップ選手が沖縄に 国際大会きょう開幕 8カ国から258人 那覇


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ウエルカムパーティーのカチャーシーで盛り上がる各国の選手ら=9日、那覇市のホテルモーリアクラシック沖縄

 ソフトテニスの国際大会「OKINAWA 2023インターナショナルチャンピオンシップ世界ランキング認定試合」の開会式と歓迎式が9日、那覇市のホテルモーリアクラシック沖縄で行われ、選手や大会関係者約350人が参加した。

 開会式では、チェ・ソン・コン国際ソフトテニス連盟事務総長が「世界が愛している美しい沖縄で、大会を始めます」と開会を宣言した。県ソフトテニス連盟の外間勉会長は「沖縄の子どもたちが世界のトップの選手のプレーを見るいい機会になる。第1回大会を成功させ、次回大会につなげたい」と展望する。

 大会は10~12日、那覇市の奥武山公園庭球場と漫湖公園庭球場で開催される。8カ国から258人が出場。昨年の全日本シングルス選手権大会で優勝した上松俊貴や各国の代表などトップ選手も参加する。男女の一般シングルス・ダブルスの優勝者は25年開催予定の世界選手権に派遣される。

 県勢では髙嶺心萌(八重山高―国学院大1年)ら29人が出場する。シングルス・ダブルスに出場する高嶺は「自分の成長した姿を地元で見せられるのはわくわくするし、頑張ろうという気持ちになる。海外の選手ともいい試合をしたい」と意気込んだ。
 (屋嘉部長将)