県は7日、第1回県食品ロス削減推進県民会議(会長・玉城デニー知事)を那覇市小禄の沖縄産業支援センターで開いた。玉城知事は、県食品ロス削減県民運動に関する共同宣言を発表し「県民、事業者、行政による連携の下、食品ロス削減に取り組む」と強調した。
2022年度の県内の食品ロス量は6万1450トンとなったことも明らかにした。内訳は家庭系が3万5667トン、事業系が2万5783トンで、県民1人当たりでは1日当たり115グラムとなっている。県は31年度までに5万1004トン(家庭系2万9604トン、事業系2万1400トン)に削減する目標を設定している。
(中村優希)