中日の仲地投手、剛腕を披露 母校の古堅南小で講演も 沖縄


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母校の小学生たちの前で剛速球を披露する仲地礼亜選手=6日、読谷村立古堅南小学校

 【読谷】プロ野球中日ドラゴンズにドラフト1位で入団した仲地礼亜選手が6日、出身の読谷村立古堅南小学校を訪ね、児童と交流した。小学生時代から夜9時ごろまで練習を続けていたと明かした仲地選手。だが当時は「負けることが多かった」と振り返り、「野球をもっと楽しんでおけば良かった」と話し、楽しみながら根気強く努力することの大切さを説いた。

 仲地選手は5、6年生を対象に約1時間講演した。少年野球チームの子どもたちとキャッチボールもした後、プロの剛速球を見せた。

 質疑タイムでは児童から「座右の銘」を問われ、「前後際断」と答えた。「過ぎたことと今後起こることは気にせず、全力で今に集中する」と説明。プレッシャーが大きい時には「深呼吸」で自分を整えるとも話し、アスリートとしての精神力の保ち方を披露した。

(島袋良太)