ダイキンオーキッド、新垣ら沖縄県勢11人が頂点に挑む 山下ら実力者も顔そろえる 3月2日から


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新垣比菜

 2023年の国内女子ゴルフツアー開幕戦「第36回ダイキンオーキッドレディストーナメント」の出場選手が14日、発表された。大会は3月2日に南城市の琉球ゴルフ倶楽部で開幕する。5日までの4日間の日程で、アマチュアを含め総勢108人が予選に臨み、決勝ラウンドを目指す。県勢はダイキン工業所属の諸見里しのぶや新垣比菜をはじめ、19年大会優勝の比嘉真美子や昨年プロテストに合格した荒川怜郁ら11人が挑む。

 沖縄県勢はほかに大城さつき、山城奈々、上原彩子が参加。アマチュアは1月の大会を勝ち抜き出場権を得た吉﨑マーナ(沖縄カトリック中3年)、小潮川せり(宜野座高2年)、島袋ひの(フリー)、比嘉里緒菜(大阪学院大学2年)が参戦する。

(左から)比嘉里緒菜、小潮川せり、吉崎マーナ、島袋ひの

 出場者はポイントランキングトップで年間女王、年間最優秀選手に輝いた21歳の山下美夢有や東京五輪銀メダルの稲見萌寧、勝みなみ、小祝さくらなど昨季の上位選手ら実力者が顔をそろえる。昨年ルーキーイヤーながらツアーを席巻した若手も数多くエントリーしており、そのプレーが注目を集める。

 大会は2021~22年、コロナ禍の中で観客数を制限してきたが、プロスポーツ界で観客動員を本格的に再開する動きが広がっていることを受けて、例年通り開催することが決まった。

 大会では感染対策を徹底する。選手やキャディー、ボランティアなど関係者は、全員を対象に事前のスクリーニング検査を実施する予定で、観客は入り口での検温やマスク着用に協力を得るとしている。

 前売り券は各日共通1500円。当日券は2日と3日が2千円、4日と5日が3千円。シニア(70歳以上)、女性、高校生以下は入場無料。

 優勝賞金は2160万円、賞金総額は1億2千万円。前夜祭とプロアマ大会は3年ぶりに開催する。

 問い合わせは事務局、電話098(988)5000。


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