県が沖縄道の割引継続を要請 国交省幹部「重要性認識している」


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国土交通省で吉岡幹夫技監(左から1人目)に要請書を手渡す照屋義実副知事(同2人目)と宮里哲・県町村会長=15日、国交省

 【東京】照屋義実副知事と県町村会の宮里哲会長(座間味村長)は15日、国土交通省を訪ね、吉岡幹夫技監に、沖縄自動車道の割引制度の継続を要請した。沖縄自動車道の通行料金について(1)割引制度の複数年継続(2)平日朝夕割引、深夜割引の継続適用―の2点を求める県と県市長会、県町村会の連名での要請書を提出した。

 面談出席者によると、吉岡氏は、定時性、高速性が担保される鉄軌道がなく、本島を南北に縦断する交通インフラが限られている点を踏まえ「沖縄自動車道の重要性は認識している」と述べたとし割引制度継続に前向きな姿勢を示したという。

 同日午後には大阪に移動し、NEXCO西日本の永田順宏常務執行役員に同様の要請を行った。
 (安里洋輔)