ジュニアフットサルでcasa okinawa U-12に栄冠 沖縄ファミマ杯


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casa okinawaU―12―FC琉球U―12 後半、シュートを放つcasa okinawaU―12の下地央騎(手前)=26日、西原町陸上競技場(ジャン松元撮影)

 フットサルの第16回沖縄ファミリーマートCUP県ジュニア(U―11)大会最終日は26日、西原町民陸上競技場で決勝までを行い、casa okinawaU―12がFC琉球U―12に5―2で勝利し、優勝を果たした。上位4チームはJFAバーモントカップ第33回全日本U―12選手権県大会のシード権を得た。

下地、勢い呼ぶハットトリック

 前半の劣勢を盛り返し、逆転で優勝を決めた。FC琉球U―12との決勝。casa okinawaU―12は1―2でハーフタイムを迎え、金城收吾監督から「負けてもいいから楽しもう」と励まされた。その結果、後半はのびのびとプレー。次々とゴールを決めた。

 まず後半開始直後のワンプレーで、平良咲陽(とよみ小5年)が同点となるシュートをたたき込んだ。その後、主将の下地央騎(西原小5年)が自身のゴールで3―2と逆転すると、さらに「キーパーが前に出ていたから思い切り狙った」。センターラインから右足を振り抜く。キーパーがはじいたボールが、そのままゴールに吸い込まれた。

 下地はロングシュート2本を含むハットトリックの活躍だった。ディフェンス面ではボールの奪い合いを制し、後半は無失点で勝利を呼び寄せた。
 (砂川博範)