赤いジャガイモや地ビール、奄美・鹿児島の特産品約360点がずらり イオンライカムで12日まで


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奄美群島の特産品をPRする「奄美の観光と物産展」開催実行委員会の関係者ら=7日、北中城村ライカムのイオンモール沖縄ライカム

 【北中城】イオンモール沖縄ライカムで7日、「奄美群島・鹿児島フェア~奄美群島日本復帰70周年イベント」(主催・同実行委員会、エス・ティ商事)が始まった。奄美群島と鹿児島の特産品約360点が並ぶほか、奄美と沖縄の交流の歴史を伝えるパネル展示も実施している。12日まで。

 奄美群島の特産品コーナーでは、赤い皮と甘さが特徴の沖永良部産ジャガイモや徳之島産タンカンの詰め放題が行われ、多くの人でにぎわった。奄美群島各地の黒糖焼酎や奄美大島の地ビールも出品された。奄美群島観光物産協会の有川紋可さん(30)は「群島の品々を通して沖縄の皆さんと交流を深めたい」と来場を呼び掛けた。鹿児島コーナーには芋焼酎や薩摩(さつま)揚げ、かるかんなどの定番商品が並んだ。

 那覇市から訪れた50代の女性はジャガイモを購入した。「サツマイモのような色が気になった。ふかし芋にして素材を味わいたい」と期待した。

 11~12日は奄美島唄のライブ、ジンベエザメの折り紙帽子作り、「日本復帰の父、泉芳朗」の映像上映もある。いずれも参加無料。
 (名嘉一心)