女子ソフト、アニバーサリー沖縄が頂点 粘りと勝負強さを発揮 全日本クラブ選手権県予選


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
決勝 2回に連打の口火を切るなど攻守で活躍したアニバーサリー沖縄の外間光=12日、北谷町砂辺馬場公園ソフトボール場(謝花史哲撮影)

 ソフトボールの第43回女子全日本クラブ選手権県予選会は12日、北谷町砂辺馬場公園ソフトボール場で行われ、決勝はアニバーサリー沖縄が八回タイブレークの6―5で一匠yesシーサーズに競り勝ち、優勝した。優勝、準優勝チームは九州地区予選会(6月・鹿児島県)の出場権を得た。

 粘りと勝負強さを発揮したアニバーサリー沖縄が2年ぶりに頂点に駆け上がった。1回戦と決勝はいずれもタイブレークにもつれたが、先攻で得点圏の走者を生還させてリードする展開に持ち込み守り切った。

 一匠yesシーサーズとの決勝は二回に連打が生まれ流れをつかんだ。口火を切ったのはムードメーカーの外間光。二遊間を抜く当たりで出塁し、打線がつながった。先制点は許したが、すぐに反撃に出て3点を奪い主導権を握った。

 今年加入組の活躍も光った。昨年、与勝高卒業後にチーム入りした大庭彩椰は五回に犠飛で貴重な追加点を挙げた。

 七回に同点にされたが、走者二塁から始まるタイブレークでは、もう1人の新人の安里智恵が「絶対にかえす」と、しぶとく中前に運び、勝ち越し打で貢献した。競技は高校卒業以来10年ぶりという安里は「優勝で終われて良かった」とほっとした様子。大庭は「優勝の実感はないけど楽しくできた」と笑った。

 昨年は1回戦で敗れてしまっただけに、選手兼監督の山内恵美は「粘り強くやり通してくれた。若手の活躍も収穫だった」と振り返り、九州予選会に向けて手応えを得ていた。
 (謝花史哲)