99歳で4キロ完走!山城さんに市長賞「一生懸命やるからいい。毎日が自分との戦い」 いとまんトリムマラソン


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大会参加者最高齢の99歳で市長賞を受賞した山城清衞さん=19日、糸満市の西崎陸上競技場

 【糸満】糸満市西崎陸上競技場を発着点に、19日に開かれた第3回いとまん平和トリムマラソンで、大会参加者で最高齢の山城清衞さん(99)=南城市=がエンジョイ4キロコースを完走し、市長賞を受賞した。山城さんは今月5日にうるま市で開かれた「あやはし海中ロードレース」でも3.8キロを完走した。あやはしの疲れが抜けないまま臨んだ今大会。体が重くて「最後まで走れるか心配だった」が、制限時間1時間に対して46分57秒で走り切った。

 退職後に五男の影響でマラソンを始めた。今も年4回、県内各地のトリムマラソンに出場する。「一生懸命やるからいい。毎日が自分との戦い。怠けたらいかん」と山城さん。週5~6日ほど畑へ行く前に約3キロ走るといい、ストイックな面も持つ。

 子や孫、やしゃごと過ごす時間のほか、泡盛をコーラで割って「ちびちび飲む」のも元気の秘訣(ひけつ)だ。11月の中部トリム・ハーフマラソンも自分のペースで完走を目指す。参加者で最高齢女性の又吉シズさん(81)も市長賞を受賞した。
 (比嘉璃子)


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