沖縄県内の多くの公立小中学校で24日、1年間を締めくくる修了式が開かれた。那覇市立曙小学校では、児童らが学校生活を振り返り、新学年への期待を胸に、25日から春休みを迎える。
1年1組では、担任の比嘉直美教諭が児童一人一人に「よく頑張りました。進級おめでとう」と声をかけ、通知表「よい子のあゆみ」を手渡した。児童からは本年度で退職する比嘉教諭への手紙が贈られ、別れを惜しみ、涙を流す子もいた。
ある児童(7)は「1年生では勉強と発表会を頑張った。春休みはおばあちゃんと一緒に過ごすことが楽しみ」と笑顔を見せた。別の児童(7)は「春休みは学童のみんなと行くイチゴ狩りが楽しみ。2年生になったらかけ算を頑張りたい」と意気込んでいた。
(吉田早希)