不審者を発見!職員はどう対応する? バスケW杯控え、沖縄アリーナで対策訓練


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刺股やいすを使い不審者に対応する沖縄アリーナの警備員と職員ら=13日、沖縄市の沖縄アリーナ

 【沖縄】沖縄県警沖縄署(安里準署長)は13日、8月にFIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催される沖縄市の沖縄アリーナで、不審者・テロ対策訓練を実施した。沖縄署員や沖縄アリーナ職員など関係者約35人が参加し、不審者やテロ事案の対応を確認した。

 訓練では、沖縄アリーナの警備員が刃物を持った不審者を発見し、他の警備員やアリーナ職員に無線などで通報と応援を要請した。不審者が刃物を振り回す中、警備員らは刺股やいすを使って、利用客へ被害が出ないように対応。その後、現場に駆け付けた沖縄署員が不審者を制圧し、逮捕した。

 沖縄アリーナの安永淳一社長は「夏には世界が注目するワールドカップも控えている。皆さんが安全に楽しめる沖縄アリーナにしていきたい」と話した。

(金城大樹)