ウチナーンチュ大会の経済効果、10億円 来場者は24カ国2地域から42万人


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世界のウチナーンチュ大会

 昨年10~11月に開かれた第7回世界のウチナーンチュ大会の来場者数は42万9290人だった。28日、那覇市内で開かれた実行委員会で報告があった。24カ国2地域から3693人(海外1790人、国内1903人)が参加。地域別では、最多だった国内52%に続いて北米が36%、中南米が9%などとなっている。

 今大会は初めてオンラインを組み合わせて実施し、来場者数はリアルが21万4900人、オンラインが21万4390人だった。

 おきぎん経済研究所が算出した経済効果は、企業の売り上げにあたる生産額ベースで約10億6300万円、粗利益にあたるGDPベースでは約5億7900万円だった。地域経済へのインパクトは、直接効果が約6億8500万円。間接一次効果は約2億3500万円だった。

 県立図書館が実施したルーツ調査では、124件の調査依頼があり、8割にその場で回答した。