海外の高級クルーズ船が久米島に初寄港 外国客200人乗船、ハテの浜など満喫 沖縄の離島回る


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久米島町の子どもたちと記念写真を撮る「ル・ソレアル」の乗客=27日、久米島町

 フランスの海外クルーズ会社「ポナン」が運営する高級旅客船「ル・ソレアル」が25日から28日に掛けて竹富島や久米島、座間味島など県内離島に寄港した。海外のクルーズ船が県内小規模離島に寄港するのは初めて。同船にはフランスやオーストラリア、台湾などの外国人客約200人が乗船した。

 ル・ソレアルは3月24日に台湾の基隆を出港し、7泊8日の日程で、石垣島、竹富島、西表島、久米島、座間味島、喜界島を回って31日には終着地の大阪に到着する予定。

 久米島では、沖合に停泊したクルーズ船からゴムボートに乗り換えて、ハテの浜に上陸。グラスボートなどを体験した後は、島内を一周するツアーや久米島紬の里ユイマール館で久米島紬の歴史や文化を学ぶなどのツアーを満喫した。ツアーはポナンと町、町観光協会が企画した。
(吉田健一)