北谷の倉庫火災など米軍の事件・事故の原因究明を要求 町議会が防衛局と基地を訪問


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北谷町役場

 【北谷】北谷町議会(仲地泰夫議長)は4日、度重なる米軍人の事件事故を受けて、米空軍嘉手納基地と沖縄防衛局を訪れ、抗議決議と意見書を手渡した。

 今年1月に発生した、在沖米空軍所属の男性米兵が北谷町宮城の2階建てアパートの屋上に侵入し、倉庫を全焼させるなどした建造物侵入と建造物等失火の事件などに触れた。

 被害者への謝罪と補償を日米両政府で速やかに行うことや、事件の原因究明と結果公表、米軍人・軍属による事件・事故防止のための協力ワーキングチームの開催などを求めた。

 要請した玉那覇淑子副議長らによると、第18航空団広報局長のレイモンドP・ジェフリー中佐からは、建造物失火の事件について「捜査に協力する」と回答があったという。玉那覇副議長は「度重なる事件事故で地域住民も不安を覚えている。しっかりと対応してほしい」と求めた。
 (石井恵理菜)