沖縄県宮古島で飲食店を展開する新家(宮古島市、平戸新也社長)はこのほど、宮古島産の鮮魚を使用した「宮古島産ツナ」を発売した。フードロスや地産地消の推進など、地域経済への貢献を図る。
マグロやカツオの漁獲高は季節変動により大きく値崩れすることが多く、長期冷凍保存するにはコストや冷凍施設が必要なことなどから、地域の漁協では廃棄同然の安価で取引される傾向があった。
ツナの味付けは、プレーン、ラー油、みそ、カレー、ガリ、おかずの6種類。平戸社長は「ペペロンチーノやチャーハン、ポテトサラダなどへのトッピングがお勧めだ」と話す。
各650円。同社が経営する琉球居酒屋さんご家、宮古島焼肉火神の店舗や公式サイトでのオンライン購入ができる。今後はふるさと納税への導入も検討している。(與那覇智早)