3年ぶり、みんな一緒に始業式 新しい教科書にワクワク 那覇・大道小学校


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
新学年となり、教室で新しい教科書を受け取る児童たち=7日午前、那覇市の大道小学校(小川昌宏撮影)

 沖縄県内の多くの公立小中学校で7日、始業式が開かれた。那覇市の大道小学校では、新入生を除く2年生から6年生までの約220人が、体育館での新任式・始業式に参加した。マスクが原則不要となり、マスクを外して出席する子どもたちの姿も見られた。

 3年ぶりに全校児童がそろっての始業式となった。窓を開け、扇風機を回して換気をした上で実施。間隔を空けて校歌を斉唱した。

 吉村聡子校長は「みんなそろって始業式を迎えられてとてもうれしいです。なりたい自分を目指し、目標を立てて頑張りましょう」とあいさつした。

 始業式後、子どもたちは各クラスに戻り、クラスメートとの交流を楽しんだ。2年2組では、担任から名前を呼ばれた児童が元気な声で返事をし、担任から新しい教科書を受け取って名前を書いていた。

 児童の1人は(7)は「久しぶりに校歌を3番まで歌ったけど、全部歌えてよかった」、別の児童は(7)は「どきどきしたけどみんなに会えて楽しかった。縄跳びを跳べるようにいっぱい練習する」と張り切っていた。