三つ子カピバラの命名式 「ローゼル」「べにいも」「くろみつ」に決定  沖縄・名護のネオパーク


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飼育員からえさをもらう三つ子のカピバラ=14日、沖縄県名護市の名護自然動植物公園「ネオパークオキナワ」

 沖縄県名護市の名護自然動植物公園「ネオパークオキナワ」は14日、昨年11月16日に生まれたカピバラ3頭の命名式を同園で開いた。2月中旬に販売を開始した命名権の購入者が提案した中から、「ローゼル」「べにいも」「くろみつ」が選ばれた。

 同園によると、メスの「ローゼル」は花に由来し、「新しい恋」「常に新しい美」といった花言葉から、毎日美しく過ごし、将来良いパートナーに出会えることを願って名付けられた。オスの「べにいも」と「くろみつ」は沖縄にちなんだ名前として命名された。動物管理部ふれあい担当の山本諒真さん(23)によると、ローゼルとべにいもは活発で好奇心旺盛、くろみつはマイペースな性格という。

 山本さんは「思った以上にすくすく成長している。沖縄の暑さに負けず元気に育ってほしい」と3頭のさらなる成長を願った。さらに「動物の子どもを見ることができるのは貴重だ。元気でわんぱくなうちに見てほしい」と来園を呼びかけた。(武井悠)