通りを彩る華やかゲスト 沖縄国際映画祭が閉幕


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「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットでポーズを取る映画「島に還る」の出演者ら=16日午後、那覇市の国際通り(又吉康秀撮影)

 「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」(同実行委員会主催)は16日、沖縄県那覇市の桜坂劇場やテンブスホール、琉球新報ホール、イオンモール沖縄ライカムなどで映像作品の上映やお笑いステージ、関連イベントを開き、閉幕した。主催者によると15日から2日間の参加人数は3万5千人だった。

 那覇市の国際通りではレッドカーペットが開催された。俳優やお笑い芸人ら関係者711人が歩き、観客やファンと交流した。先頭を歩いたガレッジセールのゴリさんは「本来の映画祭の雰囲気が戻ってきたような光景を見られた。テンションが上がっている」、川田さんは「ハイタッチしながら県内外の皆さんと笑顔で会話できて、すごくうれしい」と話した。

 映画「島に還る」に出演した俳優の尚玄さんは「沖縄の作品で、自分の根幹である沖縄に凱旋(がいせん)できてうれしい。今後もさらに映画祭が盛り上がってほしい」と語った。
 (22日付芸能面で映画祭特集)
 (田中芳)