あす部分日食、那覇でも見られるか? 石垣島天文台やほしぞら公民館が生配信


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部分日食に合わせてライブ配信の準備をするプラネタリウム操作技師ら=14日、那覇市牧志駅前ほしぞら公民館

 太陽の一部が欠けて見える部分日食が20日、九州や四国、関東南部のほか、那覇でも観測できる見込みだ。国立天文台の発表では、午後1時35分に欠け始め、午後2時21分に太陽が月に隠れる面積の割合を示す「食分」が0.150(15%程度)になり、小さく欠ける予定。18日午後7時現在の沖縄気象台の予報では、天気は曇り時々雨で降水確率70%。雨雲の隙間から太陽が出現するのを待つことになりそうだ。

 石垣島天文台や牧志駅前ほしぞら公民館がライブ配信を予定している。同公民館のプラネタリウム操作技師の福里美奈子さんと玉城奈々さんは、望遠鏡に取り付けた太陽投影板に映る「日食」の様子を観測できれば、動画投稿サイトYouTubeでライブ配信する。2人は「食分が小さくゆっくりと欠けるので、目を休めながら観察してほしい」と呼びかけた。

 天文台などは、直接太陽を見たりサングラスやカラー下敷きなどで観察したりするのは控えるよう呼びかけている。地面の木漏れ日を見る方法や、鏡を使って光を壁や地面に反射させる方法もある。
 (慶田城七瀬)