沖縄アリーナで8月に開催されるバスケットボールのワールドカップに向けて、日本協会の浜武恭生事務総長が17日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで開かれた県経営者協会主催の懇話会で講演した。
沖縄アリーナでは日本代表戦5試合を含む20試合が行われる。日本以外に既にスロベニアの出場が決まっている。その他6カ国は今月30日に組み合わせ抽選会が開かれ確定する。日本では13年ぶりの開催。
浜武事務総長は、前回19年に中国で実施された大会は190カ国以上でテレビ中継されたとして関心の高さを紹介。その潜在力が沖縄の活性化につながるとして、「この沖縄で最高のバスケを体験してもらう。多くの人に夢と希望を与えたい」と力を込め、各企業を含めた関係者の支援を要請した。
今後、6月から8月にかけて国際強化試合を進めていくとし、「強化試合をしっかりやって、その熱気を沖縄につなげたい」と語った。日本代表については開幕日(8月25日)の1週間前程度で発表される見通しを示した。
(謝花史哲)