琉銀中間決算、経常収益9・6%増 貸出金利息は増加


この記事を書いた人 金城 美智子

 琉球銀行(金城棟啓頭取)は11日午後、2015年9月中間連結決算を発表した。売上高に当たる経常収益は前年同期比9・6%増の296億3800万円、経常利益は8・7%増の53億6千万円、純利益は127・3%増の78億9600万円と増収増益だった。売上高、利益とも中間期では過去最高を更新した。他行との競合で貸出金利回りは低下傾向が続くものの、好調な県経済を背景に事業性貸出金などが伸長し、貸出金利息は増加に転じた。

 銀行単体は、経常収益が3・8%増の198億3900円、本業のもうけを示すコア業務純益は3・4%増の47億2400万円、経常利益は13・4%増の45億6300万円、純利益は27・6%増の31億3400万円となった。【琉球新報電子版】