ケラマブルーへ児童ら昆布カットし駆け込む 夏日の晴天に500人余集い海開き 沖縄・渡嘉敷


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昆布のテープをカットして一斉に海に駆け込む島の子どもたち=16日、阿波連ビーチ

 【渡嘉敷】沖縄県渡嘉敷村の本格的なマリンレジャーのシーズン到来を告げる「~慶良間諸島国立公園~鯨海峡とかしき島海びらき」(主催・村商工会、主管・同青年部)が16日、阿波連ビーチで開かれた。この日は夏日の晴天に恵まれ、500人余の村民や観光客らが訪れ、海水浴や多彩な海びらきイベントを楽しむなど、海のシーズンの訪れを喜んだ。

 オープニングセレモニーでは、主催者の新垣徹村商工会会長や来賓の新里武広村長ら関係者が出席し、沖宮神職による安全祈願が行われた。

 新垣会長は「この1年間、村民や観光客には無事故で世界に誇るケラマブルーの海を満喫してもらいたい」とあいさつした。その後、第11管区海上保安本部の那覇海上保安部のヘリから海上に投下された安全宣言文が読み上げられた。

 阿波連小学校児童代表が「安全に海を楽しめるように」と海開きを宣言し、子どもたちが昆布のテープをカットして一斉に海へ飛び込み、水しぶきを上げて海のシーズンが幕開けした。

(米田英明通信員)